2008年07月02日

年貢の納め時

ニッポンテレビ

日本入国ビザ代理申請の闇 VOL.1 フィリピンパブ ファンタジア別館
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黒岩漸く会長ら15人程度が逮捕されるようだ。
組織犯罪処罰法違反(組織的詐欺)容疑で逮捕状をとったという。
エビ養殖投資事件だが、何度も繰り返されてきたこの手の詐欺事件としては、かなり大型だった。
個人的には、何故こんな単純なカラクリに大勢の人間が騙されるのかが判らない。
詐欺容疑での逮捕や立件が困難なのも理解できるが、これほど時間が掛かったのはフィリピンでの証拠固めが必要だったからだろう。
先月の初めに、酔った勢いからか「「詐欺ではない」と嘯いていたが、通るはずもない。
本人もそれなりの覚悟はしていたろう。
(※ エビ養殖「詐欺ではない」!? ねとらじ・支配人の独り言参照。)
先だって旅券法違反で逮捕・起訴され、これいついては執行猶予判決が出ている。
警察・検察も詐欺立件の前哨戦のようなものだったのかもしれない。
各地で民事訴訟が起きているものの、どの程度金が戻るかどうか。
米国に送金された4千万ドル(約48億円=当時)はFBIにマネロンとして凍結されてはいる。
が、この金はアメリカ次第で返って来ない可能性もある。
半分戻ったしても、被害額の10%程度でしかないだろう。
墓の中にも一億程度を隠していたというから、まだそこそこの金はあるのかもしれない。
いずれにせよ、未だ時間はかかるものの、ある程度の真相は解明されるだろう。
被害者には気の毒だが、あまりに欲をかいた結果だともいえる。
世間知らずというよりも、あまりの無知さと欲望の強さに呆れる事件だ。

マニラでも相変わらずKTVがオープンしているという。
余程簡単に儲かるとでも勘違いしているのだろう。
日本でさへ水商売は簡単ではない。
生前、水商売全盛期の頃でさへ父親は苦労していた。
当時、彼は大金を掴みはしたが、その代償に35で癌に命を奪われた。
増してや異国フィリピン。
何もかもが不確実で不透明な国だ。
何が面白くて失敗のための出店をするのか理解に苦しむ。
日本人オーナーや経営者が自ら陣頭指揮を取っている店でさへ、生き残りは大変だ。
人任せにして儲かるような素地があるとは思えない。
マニラに棲む魑魅魍魎達にかどわかされる日本人が後を絶たない不思議さ。
近い将来、第二、第三の黒岩と被害者が現れるだろう。

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エビ投資詐欺エビ養殖詐欺、多額の現金も集める 管理パソコンは破壊
2008年7月4日7時51分 asahi.com

ワールドオーシャンファーム(WOF)のエビ養殖投資詐欺事件で、同社が銀行口座の入金分約849億円のほかに、出資者に持ち込ませる形でも多額の現金を集めていたことが警視庁などの合同捜査本部の調べでわかった。
入金を記録したパソコンを壊すなど証拠隠滅工作をしていたという。
WOF会長の黒岩勇容疑者(59)や関連会社などの名義も含む計9口座には、約3万5千人から848億5404万円が振り込まれていたことが調べで確認された。
WOFは「代理店」の名称で出資者をピラミッド型にランク付けし、上位により高率の紹介料が入る仕組みの組織を構築。
多数のネットワーカーと呼ばれる多額出資者は勧誘した出資者からの金を、口座振り込みではなく現金で東京都台東区のビル内の本社や各地の支社に持参することが多かったという。
摘発を逃れる意図もあったとみられる。
調べでは、同社は口座の出入金だけでなく、持参の現金についても本社のパソコンで管理。
しかし、警視庁が昨年7月31日に捜索に入った際には、パソコンはハンマーのようなもので壊されたり撤去されたりしていたという。
一方、振り込まれた848億5404万円について分析したところ、約744億円は出資者側に戻されていた。
内訳は元本約429億円、配当や紹介料など約315億円。
返還されていない元本は約419億円となり、これが実質的な被害額という。
集金額と出資者への返還分の差額、100億円超が使途不明にあたる。
黒岩容疑者は旅券法違反の公判で「米国やフィリピンで約90億円の投資活動をした」「香港の投資ファンドに約26億円を送った」と述べている。
捜査本部は、こうした海外への送金や現金隠しは犯罪収益隠匿に該当する疑いもあるとみて捜査を進める。


エビ投資詐欺<エビ養殖詐欺>幹部らさらに7人逮捕
7月3日11時25分配信 毎日新聞

フィリピンでのエビ養殖事業に絡む出資金詐取事件で、警視庁と長野県警などの合同捜査本部は3日、新たに「ワールドオーシャンファーム」(東京都品川区)法対部長、野田正喜容疑者(57)=大田区東馬込1=ら幹部と従業員計7人を組織犯罪処罰法違反(組織的詐欺)容疑で逮捕した。
一連の事件の逮捕者は17人となり、捜査本部は残る幹部1人の行方を追っている。
ほかに逮捕されたのは、管理部次長、平田哲也容疑者(39)=名古屋市緑区大将ケ根2▽名古屋支社長、和田広喜容疑者(72)=同市天白区一つ山1=ら。
調べでは、野田容疑者らは「養殖事業に投資すれば1年3カ月後に出資額が2倍になる」などといって昨年2〜5月、約30回にわたって鹿児島市内の男性(64)ら30人に計1億1940万円を出資させ、だまし取った疑い。
また、ワ社の郵便貯金と銀行口座を調べた結果、05年2月〜07年7月に計848億5000万円を集め、うち744億円が分配金や紹介料(コミッション)などとして会員に返還されていたことが分かった。
しかし、104億5000万円の使途が不明になっている。


「日本人はエビ好きだ」=比滞在中に養殖事業着想−投資詐欺で黒岩容疑者・警視庁
7月3日14時34分配信 時事通信

投資会社「ワールドオーシャンファーム」(破産)によるエビ養殖詐欺事件で、元会長黒岩勇容疑者(59)が警視庁生活経済課の調べに「フィリピン滞在中、日本人がエビを好きなことに目を付け、投資事業を思いついた」という趣旨の供述をしていることが3日、分かった。
警視庁などの合同捜査本部は同社が約3万5000人から約849億円を集めたとみて、巨額詐欺の解明を進めている。
調べによると、黒岩容疑者は1999年、ブラジル産茶葉や化粧品販売の「アイエーエスプロデュース」(港区、破産)を設立。
約2万人から約400億円を集めたとされるが、2002年4月に破綻(はたん)した。
同容疑者は出資者への支払いや捜査から逃れる目的で、同月、他人名義の旅券でフィリピンに出国。
約2年間の滞在中、日本に冷凍エビを輸出するとして会社を設立するなどし、04年ごろにエビ養殖投資事業を思いついたという。 


「7年は帰って来ない」黒岩勇容疑者、事業の犯罪性を認識
7月3日15時3分配信 読売新聞

フィリピンでのエビの投資事業を装った「ワールドオーシャンファーム」(破産)による巨額詐欺事件で、警視庁に逮捕された同社会長の黒岩勇容疑者(59)が、昨年5月、フィリピンに逃亡する直前、「詐欺の時効(7年)の間は帰らない」と周囲に話していたことがわかった。
黒岩容疑者は「だますつもりはなかった」と、容疑を否認しているが、過去にもマルチ商法で多額の金を集めたまま、フィリピンに逃げており、同庁は、黒岩容疑者がエビ養殖事業は詐欺罪にあたると認識していたとみて追及している。
同庁幹部らによると、黒岩容疑者は昨年5月下旬、出資者に、「台風がエビの養殖場を直撃して損害を受けた。民事再生法の適用を申請する」と一方的に通知した後、同26日、他人名義の偽造旅券でフィリピンに出国していた。
この直前、黒岩容疑者は、偽造旅券の入手に協力した部下に、「7年分の報酬」と称して3500万円を渡し、「7年は帰って来ないかもしれない」と話したという。


エビ投資詐欺 初めの高配当で信用
2008年7月3日 07時28分 東京新聞

フィリピンのエビ養殖話で集めた額は約八百五十億円、被害者は全都道府県の約三万五千人に上るという。
二日、警視庁などの合同捜査本部が投資会社「ワールドオーシャンファーム」会長の黒岩勇容疑者(59)らを逮捕した巨額詐欺事件。
マルチ商法の手口を取り入れた巧みな仕掛けや話術で急速に出資者を増やしたと関係者は指摘する。
「お金を返して」「厳罰を願う」−。
出資者からは、やりきれない憤りの声が上がった。
「初めは配当が振り込まれ、すっかり信用した」。
四千万円を出資した静岡県東部の主婦(59)は結局、千八百万円の損失を出した。
「家を新築する夢も消えた」とうなだれる。
主婦がワールド社を知ったのは二〇〇六年十月。
知人に十日ごとの配当金を記した預金通帳を見せられ、「元本保証だから大丈夫。人を紹介すればお金ももらえる」と説明された。
「手狭になった自宅の新築資金に」と夫と二人で入会した。
当初こそ配当があったが、〇七年一月に突然途絶えた。
それでもワールド社の担当者が「七月には返却する」と繰り返す言葉を信じた。
その七月、同社の捜索に警視庁が着手、被害に気付いた。
「お金を返してほしい」。
切実に訴えている。
東京都練馬区の男性会社員(25)は「東京や神奈川のセミナーに参加し、熱気に押されるように出資した。
今は後悔しきり」と話す。
二千五百万円を出資して戻ったのは三百万円ほど。
フィリピンの養殖場を実際に見ていないという不安もあったが、ワールド社が不動産事業も手がけていると聞かされ、資金を預けたままに。
「黒岩容疑者をはじめ、幹部には厳罰が下ることを願う」と憤る。
「いつまで高配当が続くのか不思議に思った」と振り返るのは沖縄県の無職の男性(61)。
黒岩容疑者が財団法人「日本奉仕会」(東京都江東区)の理事長に就任したと聞き、「故吉田茂元首相が理事長を務めた由緒ある団体だから、まともな会社だと信じ込まされた。
腹が立つし、情けない」とこぼした。

■黒岩容疑者 巧妙マルチのプロ

逮捕されたワールドオーシャンファーム会長の黒岩勇容疑者は、連鎖販売取引(マルチ商法)に深くかかわり、資金集めのノウハウを培っていた。
「マルチのプロ」と呼ぶ人もいたという。
警視庁の調べや関係者の証言によると、黒岩容疑者は高校卒業後、広島県などで会社勤めを経験。
一九九〇年代後半、知人と共同で、衣料品販売会社「ユーゼン」(東京都台東区)の経営に参画した。
ブランド品を購入して会員になった人が、新会員を勧誘するとマージンが得られる方式で会員を増やすマルチ商法にかかわった。
九九年には、自らマルチ商法の健康食品販売会社「アイエーエスプロデュース」(IAS、港区)を設立。
「会社に投資すれば一年で二倍になる」との触れ込みで、約二万人から約四百億円を集めたとされたが、二〇〇二年に同社を解散。
被害者の一部は広島県警に詐欺容疑などで告訴したが、黒岩容疑者はフィリピンに逃亡した後で、捜査は進展しなかった。
合同捜査本部は黒岩容疑者が「ユーゼン」と「IAS」での人脈やノウハウを生かし、ワールド社を設立したとみている。
黒岩容疑者がエビ養殖詐欺に本格的に乗り出したのは〇五年ごろ。
出資額に応じて会員をピラミッド型に分類。各地でセミナーや研修会を開き、「必ずもうかる」などと言って投資をあおった。
捜査幹部は「頭の回転が速いプロの詐欺師。
それでいて用心深く、信用していたのは自分の息子ぐらいだったのではないか」と分析している。


エビ養殖詐欺 投資は3500万円のみ
2008年7月3日 朝刊 中日新聞

投資会社ワールドオーシャンファームによるエビ養殖詐欺事件で、同社がフィリピンの養殖場に実際に投資した額は、集めた資金の0・04%の3500万円にすぎなかったことが2日、警視庁など合同捜査本部の調べで分かった。
養殖場の面積を最大で60倍に装って宣伝していたことも判明。
捜査本部は同社会長黒岩勇容疑者(59)が出資者の信用を高めるため、実態とかけ離れた説明をしていたとみている。
捜査本部によると、同社が集めた資金総額は全国3万5000人からの849億円に達した。
事業に実態はなく、420億円を配当などに回す「自転車操業」の結果、昨年1月に同社は破たんしたと捜査本部はみており、実質的な被害額は429億円という。
調べなどによると、黒岩容疑者らは出資を募る際、フィリピンのエビ養殖場の面積が「東京ドーム450個分(2100ヘクタール)」あると強調していた。
しかし実際の面積は、当初が宣伝の60分の1の35ヘクタール。
後に65ヘクタールまで拡張したが、それでも32分の1にすぎなかった。
養殖場への投資額は3500万円だった。
こうした実態が会員に明かされたことはなく、ワールド社から昨年5月「4度の大型台風が直撃し、利益の確保が困難と判断した」との文書が届いただけだった。
捜査本部は2日、組織犯罪処罰法違反(組織的詐欺)と詐欺の疑いで、黒岩容疑者のほか、同容疑者の長男で、ワールド社の金庫番とされる厚宏容疑者(28)ら9人を逮捕した。
残る8人も近く逮捕する。


エビ養殖詐欺、90億円を「海外送金」と会長
(2008年7月3日03時01分 読売新聞)

フィリピンでのエビの投資事業を装った「ワールドオーシャンファーム」(破産)による巨額詐欺事件で、警視庁に組織犯罪処罰法(組織的詐欺)違反容疑などで逮捕された同社会長の黒岩勇容疑者(59)が、集めた資金のうち90億円を「海外に送った」と周囲に話していたことがわかった。
同社が集めた資金はその後の調べで、約200億円増え、総額約850億円に上ることも判明。
同庁は犯罪収益を隠匿するマネーロンダリング(資金洗浄)のため海外送金をしたとみて調べている。
同庁は2日、黒岩容疑者のほかに、同社資金管理センター長で、黒岩容疑者の長男・厚宏(28)、同社営業部長の山本敬次(74)の両容疑者ら9人を逮捕。
同容疑で逮捕状を取った残る8人の行方を追っている。
同庁幹部によると、黒岩容疑者らは昨年2〜5月、「エビ養殖事業に投資すれば1年で元本の2倍になる」などと偽って、30人から計約1億2000万円をだまし取った疑い。
同社は2005年春ごろから07年5月末までに全国3万5000人から総額約850億円を集めていた。
同庁幹部の話では、黒岩容疑者は昨年2月、4000万ドル(約48億円)を米国内の会計士の口座に送金していた。
この口座は米連邦捜査局(FBI)によって凍結されている。
また、黒岩容疑者が旅券法違反罪などに問われた5月16日の東京地裁の公判では、同容疑者が「投資のため、知人2人を介して計23億4000万円を香港に送金した」などと証言。
さらに同社関係者によると、同容疑者は同社幹部や弁護士らに「(集めた資金のうち)合計で90億円は海外に回した」と話していたという。
ただ、米国や香港以外の約20億円の送金先は明らかになっていない。
黒岩容疑者らは01年7月、栃木県小山市にワールドオーシャンファームを設立すると、台東区、新宿区と移転させながら、07年2月までの間に同名の会社を港、千代田、品川区に計3社設立。
このほか「ワールドオーシャン開発」といった複数の関連会社も作り、それぞれの会社名義で幾つもの口座を開設していた。
出資者からの集金用だけで計9口座あり、米国に約48億円を海外送金した際には、「ワールドオーシャン開発」名義の口座を利用していた。
長男の厚宏容疑者が借りていたアパートの押し入れや、群馬県嬬恋村の黒岩家の墓石の下から計約7億円も押収されており、同庁は、さらに資金の流出先の特定を急いでいる。


エビ投資詐欺、2年で849億円集金 逮捕者計10人に
2008年7月3日0時43分 asahi.com

フィリピンでのエビ養殖事業への投資話をかたった「ワールドオーシャンファーム」(WOF、破産)による組織的詐欺事件で、同社が集めた金は約2年間に全国約3万5千人から計約849億円にのぼることが警視庁などの合同捜査本部の調べでわかった。
悪質商法事件の被害額としては過去6番目という。捜査本部は2日、会長の黒岩勇(いさむ)容疑者(59)=住所不定=に続き、同社幹部9人を組織犯罪処罰法違反(組織的詐欺)容疑で逮捕した。
逮捕されたのは、営業部長山本敬次(74)=千葉市稲毛区あやめ台=、不動産部長三宅義人(43)=東京都品川区西大井=、経理部長平野博之(48)=千葉市稲毛区稲毛東=、ら各容疑者。
ほかに、幹部や上級会員計8人を逮捕する方針だ。
調べでは、黒岩容疑者らはフィリピンでのエビ養殖事業で生じる利益を分配する意思がないのに、関連会社「ワールドオーシャン基金」の匿名組合契約による出資名目で、07年2月〜5月、30人から計1億1940万円を口座に振り込ませ、詐取した疑い。
WOFは05年夏ごろから、「フィリピンに東京ドーム450個分のエビ養殖場がある。
出資すれば1年で2倍になる」と匿名組合員(出資者)を勧誘していた。
警視庁が調べた結果、WOFが契約していた養殖池は約65ヘクタールで、宣伝の30分の1程度しかなかった。
エビ養殖事業に実態はなく、集めた金を配当に回す自転車操業を続けており、会社ぐるみの組織的詐欺に当たると判断した。
WOFは、郵便貯金6口座に約838億円、銀行口座3口座に約10億円を振り込ませていた。
このうち、出資者に返還すべき被害額は約429億円という。
米連邦捜査局(FBI)が凍結した4千万ドル(約48億円=07年当時)など以外にも多額の使途不明金があるといい、捜査本部は解明を急ぐ。


会長ら15人超逮捕へ エビ養殖投資事件
2008.7.2 01:52 Sankei Digital

エビ養殖事業に投資すれば高配当を得られるとして、多額の資金を集めた投資会社「ワールドオーシャンファーム」(東京都台東区)による詐欺事件で、警視庁生活経済課は1日、詐欺の疑いで黒岩勇会長(59)ら同社幹部と、積極的に会員を集めた幹部会員ら計15人以上を近く逮捕する方針を固めた。
調べによると、黒岩会長らは「フィリピンにエビを育てる東京ドーム450個分の養殖場がある」「10日ごとに出資額の約0・05%を分配し、1年後には倍になって戻る」などと出資を募り、1口10万円で出資金をだまし取った疑い。
出資者は4万人、被害総額は全国で650億円に達するとみられている。
同社は平成13年7月に設立。
昨年1月に事実上配当を停止し、同5月には「台風が養殖場を直撃した」などとして支払いの延期を通知するなど破綻(はたん)状態に陥っていた。
同課は同7月に全国28カ所を詐欺容疑で家宅捜索。
今年2月には捜査員をフィリピンに派遣していた。
同課は、現地には整備されていない溜池しかなく、養殖事業の実態はなかったと判断。
詐欺と断定し、関係者の立件に踏み切る。
積極的に新規会員の勧誘にあたった幹部会員らについても同容疑で立件する方針。
黒岩会長は、知人名義のパスポートでフィリピンに出国したとして、旅券法違反と入管難民法違反で逮捕、起訴され、今年5月に懲役3年、執行猶予5年(求刑懲役3年6月)の有罪判決を受けている。


エビ投資、会長ら逮捕へ 警視庁、詐欺容疑で十数人
2008年7月2日11時20分 asahi.com

投資会社「ワールドオーシャンファーム」(WOF、破産)がフィリピンでのエビ養殖事業への投資話で巨額の資金を集めた事件で、警視庁などの合同捜査本部は2日までに、会長の黒岩勇容疑者(59)ら同社幹部について組織犯罪処罰法違反(組織的詐欺)容疑で逮捕状をとった。
上級会員を含む計十数人を逮捕する方針。
同社は07年までの約2年間に全国約4万人の出資者から約600億円を集めたとみられ、捜査本部は資金の流れなどの解明を進める。
調べでは、WOFは01年に設立され、05年から全国各地で説明会を開催。
「フィリピンに東京ドーム450個分のエビ養殖場がある」と宣伝したうえで、「1口10万円を出資すれば10日ごとに配当があり、1年で元本の2倍になる」と勧誘し、同年夏から出資金を募った。
しかし、フィリピンでのエビ養殖事業の実態はないことが捜査で判明。
捜査本部は、資金集めが詐欺にあたると判断した。
配当は06年秋ごろから滞り始め、07年1月、一方的に中止。
「エビ養殖場が06年に4回の台風直撃を受けた」などとする説明文書を同年5月に出資者に送った。
米連邦捜査局(FBI)は07年2月に同社関係先口座から米国に送金された4千万ドル(約48億円=当時)について、被害者から集めた金を海外に隠匿しようとしたマネーロンダリング(資金洗浄)の疑いで同年4月、凍結した。
黒岩容疑者はFBIの事情聴取を受けた直後の同年5月、部下名義の偽造旅券でフィリピンに逃亡。
同年12月に帰国した際、旅券法違反容疑などで逮捕され、今年5月、執行猶予付き有罪判決を受けた。
WOFと出資者の契約は、商法で規定する「匿名組合」方式をとっていた。
不特定多数からの出資を禁じた出資法による摘発を逃れるためとみられる。
警視庁は07年7月、関係先約20カ所を家宅捜索。
その後、2回にわたりフィリピンに捜査員を派遣した。
こうした捜査の結果、WOFが、「代理店」の名称で出資者をランク付けして報奨金を与え勧誘を競わせてきたことを解明。
このうち上級会員は違法性を認識していた疑いが強いとして立件対象とした。

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